久しぶりに学生時代の友達と会いました。

色々な思い出話をしているうちに、いつしか下宿の話になりました。

私ともう一人の友達は当時下宿しており、自宅通学の友達からは、よくうらやましがられたものです。




私が下宿をしていたのは、市内でもおしゃれといわれていたエリアで、地下鉄の駅から徒歩2分という場所にありました。

しかし、当時でも築20年の下宿で、よくいえば趣きがあるのですが、実際にはかなり古びた下宿で、周辺の建物からういていました。

まだバブル崩壊前で、女子大生がもてはやされたり、世の中が華やかだったのに、おしゃれな女子大生ライフとは程遠い下宿生活でした。

その下宿は、トイレ、お風呂、台所が共用で、洗面所と台所のシンクは何とタイル張りだったので驚きました。

私が住み始めた年に台所が新調され、ステンレスになった時には、下宿生みんなから拍手がわきおこりました。

お風呂の順番がなかなか回ってこない時は銭湯に行きましたが、そのうち近所の銭湯事情に詳しくなり、よく情報交換をしたものでした。

そういえば電話も共用で、玄関を入ってすぐの棚に公衆電話が一台おかれていました。

電話がかかってきた時は、気づいた人が電話を取り、部屋まで呼びに行っていました。

携帯電話が当たり前の今では考えられないことです。




友達が私の下宿に来ると、たいてい驚きつつもおもしろがってくれました。

私も、学生時代ならではの貴重な体験ができたと思います。

あの下宿が今でも残っているのか、一度見に行ってみたいです。